2005年 06月 24日 ( 1 )

あのころ、塩田平で その3

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侘しさを感じる、寂しさを感じる、あるいはコワイ・・・思いは色々ありそうだが、いま見返すと私にはどんなテーマパークよりも楽しいところというかんじ。沿線のほぼ中間、上田原駅に隣接した車庫を訪問した。
「どうぞ、適当に撮って」てな対応だったと思う。どこまでが車庫の敷地でどこからが田畑なのかはっきりしない裏のほうに回ると二度と走ることのない廃車体が居並ぶ。暖かな陽射しのもと、あっけらかんと広がる光景に・・・やがて土に還ってゆく電車たちに夢中でシャッターを切り続けていた。


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乗車率200%を超えた10両編成の電車が2分間隔の並行ダイヤで都心をめざす・・・日頃接している世界と異なるあまりののどかさに、いまどきの流行りコトバでいくと「癒されていた」のかもしれない。
波打つか細いレール、所々傾いたりしながらも架線を支える支柱、ときに田園を、ときに塩田平の村なかをめぐる電車の施設は風景にすっかり溶け込んでいたようである。階段の昇り降りをせずにすっと電車に乗り降りできる駅もそう、足元が地についた安心感みたいなものを電車に乗る者たちにあたえていたように思う。

また、ゆったりと温泉ゆき電車が、歩いてきた・・・。

<このシリーズおしまい>
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by y-gotosan | 2005-06-24 22:08 | 汽笛の風景