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冬の旅 Ⅰ

『空知丸、咲いた。』
 1986年暮れから87年にかけて青森・函館あたりを撮り鉄した折のショットをお目にかけます。

雪が小康状態のなか、津軽海峡を越えました。
鉛色の海と暗い空の中にぽっかりスポットライトがあたった空間を函館めざして進む連絡船「空知丸」です。
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<1986.12 津軽海峡>

『浅虫、厳冬』
<はつかり>南へ。
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<1986.12 野内-浅虫(現・浅虫温泉)>
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by y-gotosan | 2005-11-29 21:39 | 汽笛の風景

忘年会 ~『国鉄』の終焉

一昨日は一発目の忘年会がありました。呑んで喰って、呑んで唄って夜の六日町に福沢諭吉が千鳥足で消えてゆきました。スキー関連の仕事に就いている人も多い土地柄、このあたりはいま時分が忘年会のピークです。とはいっても私に限らずまだ40日近くあるこの1年を忘れるような境地にはまだまだ・・・。要は呑んだくれる大義名分といったほうが正しいかもしれません。

鉄道のこの1年、ボンネット<はくたか>の消滅、3月には<あさかぜ><さくら>、9月には<彗星>と伝統の寝台列車の相次ぐ廃止、とJR化後も残っていた国鉄時代の車両や列車の整理が急ピッチで進んだ年でありました。
JRになったのがつい昨日のような気がするのは「中年」という年齢だからで、何ともう18年にもなります。細々と生き残ってきた国鉄時代が車両の老朽化やニーズに合わなくなってなくなってゆくのはやむをえないのかもしれません。
私が20前後の頃、大糸線や飯田線に生き残っていた戦前生まれの旧型電車に熱中していたのと同じような感覚で「国鉄を知らない子供達」はボンネットの<はくたか>やブルートレインに熱い視線を向けているのでしょうね。

国鉄から継承された長距離列車のうち、複数の地域会社にまたがるものはおそらくあと1、2年のうちにごく一部を除いて消えてしまうような気がします。また同じく国鉄から引き継がれた北海道から九州までの「最長片道切符」に象徴されるような全国統一の営業ルールも大きく見直される時が来るのではないでしょうか。
幼少から青年期まで馴染んだ「国鉄」の気配がなくなってゆくのは寂しいことです、でも何だかんだ言っても大好きな鉄道、4月の尼崎事故のことは決して忘れることなく安全最優先で誰からも頼れる存在でありつづけてほしい。なぜならそれは政治家に言われるとおりにやっていたら赤字になると決まりきっていたのに、彼らにこき使われた挙句に赤字じゃ駄目だと潰された「日本国有鉄道」が100年かけて築き上げた世界に誇れる伝統だからです。

2001年3月、惜しまれつつ消えた昼間の特急としては日本最長距離、大阪-青森間を結んでいた<白鳥>の廃止前日の勇姿です。消え去るものの為に、と意図していたかは定かではありませんが、コダックのT-MAX400で撮影していました。カラーラボで現像する新しいタイプの白黒フィルムです。
早春の越後路は小雨もようでした。

<2001.3.1 塚山-越後岩塚>
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by y-gotosan | 2005-11-24 22:30 | 上撰 越乃白鷹

ひさびさの快晴@ケータイ

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ひさびさの快晴、というより久々に雨が降らなかった一日でした。数えてみたら実に11日ぶり。
物置の建設、クルマのタイヤをスタッドレスに・・・。もっとも昼間が短いこの時期、カイシャは休んで寸暇を惜しんで働いてました。家の仕事も重要です、長い冬を越すために。

でもこの青空、これもひさびさに窓を開け放してクルマで移動中、全山淡雪に覆われた八海山を見たらもういけません。家に戻って時刻表を確かめ、奥さんに「30分だけ出てくる」、と言い置いて「家事の合い間の鉄活動」。とっておきのフィルムをカメラにつめて・・・。

忙しい中での30分、<はくたか>を上下1本ずつ見送っただけでしたが至福のひとときでした。
ケータイで撮った今日の八海山、貼っておきます。
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by y-gotosan | 2005-11-21 22:02 | 三日坊主日記

一瞬のひだまり

金・土曜と東京に行ってました。関越トンネルを抜けて群馬側に出た瞬間は、9日ぶりに「乾いた道」を走り出す瞬間でもありました。

今年は冬の訪れが早いように思えます。降り続く雨は日に日に冷たさを増し里に雪が下りてくるのは時間の問題、周囲の山の白い部分がだんだん低くなって来て冬の包囲網がじわじわとせばまっているのを実感する今日この頃です。

街も慌しさをいちだんと増して来ました。ホームセンターの資材運搬用に無料で貸してくれるトラックはフル回転。大型スーパーもなにやら買いだめする人で大賑わい。昔ほどは物心両面ともに「閉ざされ」てしまう状況ではないはずですが、それでも大きな樽に大根や野沢菜を漬け込む、ミカンを箱で買う、塩鮭を1尾買う・・・。

迫り来る冬を前に陽だまりが恋しいです。いま週間予報を見ましたが明日午前中に晴れ間がのぞくだけで、向こう1週間すべて傘マーク。

撮影気分ではありません。

これは4年前の勤労感謝の日。消えてしまったボンネット車両がかつての<白山>の塗装だった時代。

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<2001.11.23 十日町-まつだい>
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by y-gotosan | 2005-11-20 19:38 | 上撰 越乃白鷹

あっけないファイナル

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きょう、489系ボンネット車による臨時特急<はくたか>の年末年始の運転計画が無いことをWEB上で知りました。

唐突に2005年のファイナルランとなってしまった10月10日の<はくたか83号>です。でも2006年に走ることはあるのでしょうか。何となく季節の風物詩みたいにずっと出会えるような気持ちでいただけに淋しい限りです。パッとしない天候ながらもカメラに収めておいたことに安堵するいっぽう、ラストランとしては寂しすぎたな、とも思ったりします。

この日、六日町はずれの「ジャスコ裏」のポジション、SLと<ふるさと雷鳥>の運転が重なり、多くの方々が日本海ぞいに繰り出していたせいか、この界隈で見送った人はごく少なかったと思われます。
曇天をバックに冴えない色調で仕上がったポジに思い切りアンダーめの画像処理をしておいたこのコマが最後の「こだま型による<はくたか>の記録」になってしまったとは・・・。

<2005.10.10 六日町-魚沼丘陵>
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by y-gotosan | 2005-11-16 21:09 | 上撰 越乃白鷹

朝日の『ものさく』

「横-総」快走
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千両役者の花道
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のどかすぎるふみきり
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ラスト・ランニング
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飛翔
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轟沈、<さざなみ4号>
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2005年11月8日の『ものさく』、総武本線 物井-佐倉 です。

京成本線勝田台駅近くのホテルを6時過ぎに出発、迷いながらも『ものさく』に辿り着いた時の驚きは言葉になりませんでした。こんなフィールドが東京通勤圏内にある奇跡、周囲の宅地開発の波の中にぽっかり残ったのどかな田園風景。

「♪・・・いーまは鉄橋渡るぞと 思う間もなくトンネルの闇をとおって広野原・・・」

唱歌の一節そのままの光景がそこにはありました。
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by y-gotosan | 2005-11-12 08:30 | 汽笛の風景

トーキョー・トレインⅡ

① <能登>上る
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② めざめたりねむったり
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③ <北陸>も上る
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④ スカイライン
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「イイ娘、入りましたヨ・・・」「のぞいてきませんか・・・」「写真だけでも・・・」「見るだけならタダ・・・」。そうした無数のお誘いを辞退して「ものさく」の反省会を催した西川口、さすが伝統のフーゾクの街。でも買い物帰りのママチャリが行き交う住宅街でもあります。
店先で焼き鳥を焼くお兄さんをカウンターの奥から何とはなしに眺めていると、そのうしろを短い汽笛を鳴らして特徴ある窓明りの列・・・<北斗星3号>が流れてゆきました。・・・至福のひとときですね。

この4枚は西川口-蕨での撮影です。
①は<はくたか>でおなじみのボンネット車両唯一の定期運行列車である金沢発上野ゆき<能登>。朝焼けが素敵だったので後追いになりました。
②まだ夜の西川口ラブホテル群を駆け抜ける・・・。このタイトル、ちょっと意味深だったでしょうか(笑)。
③はパンタグラフに焦点が行ってしまった失敗作ですが、ご笑覧を。
④はビルの稜線の影が徐々に短くなってゆくのがおもしろくて、「スカイライン」というタイトルをつけてみました。こうしてみるとトーキョーの鉄道はビルの山脈を潤おす渓谷の流れのようですね。



⑤ Pleased meet "TX".
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⑥ ひなたぼっこ
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⑦ 新線
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昼休みは江戸川河川敷にクルマを止めて・・・。
地図とにらめっこして「つくばエクスプレス」の線路端に行ってしまいました。

トーキョーの東側のビッグプロジェクトは京葉線にせよ東武の複々線にせよ、あるいは外環自動車道や首都高の中央環状線にしてもスグに出来てしまうな、という印象があります。小田急の複々線など計画が具体化して40年経つのにいまだに未完、外環の大泉以西に至っては開通時期はまったく不明という状態を思えば、TXこと「つくばエクスプレス」はホント凄いです。秋葉原から地下を走って南千住で地上に現れますが、TXのスペースをひねり出すために常磐線が線路付け替えなどの準備工事を始めたのはほんの7,8年前のこと。全長60キロ近い新鉄道がわずか10年足らずで出来てしまったのにはまったく驚きました。

だから車両のみならず構造物すべてがまだピカピカです。高架下もまるで模型のレイアウトのそれのようにキレイです。落書きはないし、雑草すら生えていません。青空の下延々と続く防音壁を見ているうちに、よくポスターなんかで見かけるエーゲ海の紺碧と純白の家並みの鮮烈な風景が頭をよぎり、あのイメージでつくばエクスプレスを眺めてみました。ありていに言えばまだ汚れていない構造物をメインにして電車が上半分しか見えない難点をカバーしてみたつもりです。また電車狙いに訪問せねば・・・。

⑤から⑦は全て三郷中央-南流山、江戸川橋梁の流山側での撮影です。

橋をしばらく眺めているうちにゆるくS字カーブを描いていることに気が付きました。埼玉県側のカーブが橋梁まで食い込んでしまったので緩和曲線を入れてS字にしたのでしょうかね。美しくみえる視点を探してみるのもたのしく、なにげに優雅な橋です。
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by y-gotosan | 2005-11-11 00:05 | 汽笛の風景

冬じたく

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ひさびさによいお天気と週末が重なりましたね。
そこで終日自宅の冬支度。

庭や鉢植えの片付け、雪囲いや消雪用井戸の点検、そして足場パイプとクランプを組み合わせての物置作りに日暮れまで勤しんでおりました。資材調達にホームセンターに3回も出かけてしまいましたがそちらも大賑わい、みな考えることは同じようです。

さて、写真の鎌首もたげた異形のモンスターは、北越急行が保有する除雪車です。夏場はラッセルヘッドを取り外して普通の機関車として線路保守作業などに使われていますが、冬を目前にそろそろお召し替えの時期。

ちなみにこの機関車はディーゼルなのですが、屋根にはパンタグラフが載っています。始発電車の前に出動して露払いならぬ氷払い、架線の雪氷を取り除くための装備です。

<2001.11.23 まつだい駅構内>
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by y-gotosan | 2005-11-05 19:32 | 上撰 越乃白鷹