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春をめざす旅 Ⅲ

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出雲大社に象徴される出雲は神々の国。
十月を神無月といいますが、それは出雲以外の呼び方であって出雲では「神在月」というのだとか。八百万の神々が十月に出雲大社に集合して会議だか、慰安だったかを催すという言い伝えによるものです。
大社門前の「えびすやユースホステル」で聞いた話ですが、宍道湖を中央に挟んだ島根半島のあたりは大好きな旅先でした。

県都・松江と出雲市を宍道湖南岸経由で結ぶ山陰本線に対し、北岸経由で結んでいるのが私鉄の一畑電鉄です。経営の苦しいローカル私鉄の常で運賃は東京感覚ではびっくりするほど高いのですが、その沿線のたたずまいが好きで、この区間の移動のさいにはワイド周遊券を持っていたにもかかわらず片道は乗っていました。

ひるさがりの松江ゆき電車からだろうと思われます。
こんな一瞬の光景だけで語っては、地元の方には申し訳ないのですが陰鬱な空から差し込む弱々しい冬の陽射しに「あー、『山陰』だなー」と感じました。

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by y-gotosan | 2006-01-25 21:51 | 汽笛の風景

春をめざす旅 Ⅱ

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ついさっきまで今日から始まった新番組「神はサイコロを振らない」を見てました。
10年前に消息を絶った旅客機が「いま」に飛んできた・・・。「喜びの再会」ばかりではなさそうなこれからの展開に、欠かさず見てしまいそうです。

閑話休題。
21年前の餘部です。
JRになった時期と社会人になった時期とがほぼ重なる私にとって、JRになってからは遠出の機会が減り、餘部はこの時が最初で最後の訪問です。
あたりまえですが、国鉄の列車です。昭和60年の地方幹線を走っていた連中です。いまになれば垂涎モノですが、これが当時の山陰本線でした。

これだけイベントばやりでノスタルジックなものが受けるのであれば、JR各社でカネを出し合って共同で古い車両を保有していてはどうかとも思います。
保存車を動態復活ではありません。設計図は残っているでしょうからオハユニ61も、スハ43もキハ82系も全部新製するのです。いまの高速ダイヤにはついていけないから電車と気動車は足回りだけ今風の最新技術で、旧型客車の手動ドアはいまとなっては危なすぎるので時速×キロ以上になったら自動的に閉じるような装置を目立たせずにさりげなく組み込むことは現代の技術なら十分可能でしょう。

国鉄時代を知るスタッフがどんどん減ってゆけば昔のままの状態で動態保存しても維持が難しいし、地方幹線にも高速化が波及する中ではサファリパークの動物のようにきわめて限られた範囲でしか動けないわけで、ならばいっそのこと、と思う次第。
テレビや映画の需要もありましょう、いつまでも大井川鉄道に任せていないで日本を代表する鉄道企業グループのプライドでやってくれませんかねぇ。外観と車内さえ再現できれば、走行装置は681系のボンネット型特急電車が130キロ以上で疾走しても誰も文句は言いますまい。

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餘部から確か、鳥取か倉吉で<だいせん1号>に乗り移り、出雲市から大社線で大社。旅日記はそうなっています。香住駅だったと思います、長距離鈍行にありがちだった長時間停車の折の一写もついでに。
ホームのない反対側のドアも開けっ放しになっているようです、そこだけ明るい雪で気付きました。イイ感じですね。
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by y-gotosan | 2006-01-19 00:14 | 汽笛の風景

春をめざす旅 Ⅰ

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旅は山陰本線餘部、天空に架かるトレッスル橋から始まります。
前夜東京を<出雲3号>で出発。早暁の豊岡で鈍行列車に乗り換えて辿り着きました。雪晴れに恵まれた大鉄橋は雄大の一語に尽きました。

上から下から、好ましい小漁村をうろうろしたままのネガのどれをアップしようか、いまだに迷っていますが、まずは「いよッ!松風家~!」と声をかけたくなるような天井桟敷からのアングル。
鉄橋に降り積もった雪が振動でこぼれ落ちているのがおわかりですか?

千両役者<まつかぜ1号>、大阪から山陰を経て九州博多への長旅は、この橋を渡ることで第二幕の幕開けでしょうか。

<1985.1.10 山陰本線鎧-餘部>
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by y-gotosan | 2006-01-14 23:26 | 汽笛の風景

ふぁいとぉ いっぱーつっ!

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遅ればせながら新年、おめでとうございます。

1週間屋根の雪下ろしをしないでいたら暮れも押し迫った30日に大家さんから「何とかしてくれ」と電話が入り、慌てて会社の若い衆で雪下ろしをバイトにしている連中に依頼しました。大晦日と元日、2日間にわたり仕事帰りの夕方6時過ぎから本当にご苦労様ではありましたが、

3人×5時間半×時給3000円・・・

FinePix S5200が買えたではないか!!

このままでは雪で身上つぶしてしまう、とばかり今日は半日会社を休んで意を決して屋根に上がりました。既に下ろした雪の山は2階の窓を覆い隠そうとしていますので高さの恐怖はあまりない上に、降って間もない雪は軽いため、スノーダンプでさくっと切ってはすっと落とすことができ初心者にも何とかなりました。が、要領の悪さはいかんともしがたく明日午前中で何とか終わらせたいのですが少し微妙です。

388センチ。今夜9時の津南での積雪です。観測史上最高ということで一躍全国ニュースのトップに踊り出たその町は当地から30キロほど。南魚沼市も負けてはいません。石打駅近くで電車が線路上の雪に乗り上げて脱線したのはおととい夕方のことでした。あの夜は猛吹雪。視界がふさがれクルマを止めてしまったのは初の経験でした。帰省のUターンとも重なって関越も17号も大渋滞。ふだんなら10分とかからない越後湯沢-石打間約6キロを通過するのに5時間もかかる始末。
当スキー場でも上部のリフトでは椅子が通過する下を掘っておかないとスキーやボードがもぐりこんでしまう状態になりつつあるようで、このまま降り続けばリフトすらも春の立山の風物詩「雪の回廊」と化してしまいそうです。じっさいそれが冗談では済まされないレベルの異常降雪となっています。

スキー場業界の端くれながら「スキー場さえなければ災害救助法を適用させて自衛隊に来てもらって除雪作業をしてもらえるかもしれないのに」と切実に思います。きょう、長野と石川で独居老人のお宅が屋根雪で押し潰されるという事故が2件立て続けに起きましたがまったく他人事ではありません。これが雨だったら災害としてニュースになるのに、一部のニュース番組は388センチとは・・・などとスタジオにその高さを示すスケールを持ち込んだりして面白がっている気配が見え見えでじつに不愉快でした。はっきりいって災害なのに。

当地で冬場、ケース単位で売れまくるのがタイトルのキャッチで誰もが知ってるあの小瓶です。
屋根の上で、庭先で誰もが疲れながらもやめられない作業に追いまくられています。負けるわけにはいきませんから。

元気がほしい。
屋根を心配せずに寝坊したい。
雪のないところに行きたい。

正月気分は元旦のバカみたいに分厚い新聞に感じただけでした。あしたも頑張りましょう。
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by y-gotosan | 2006-01-06 00:15 | 上撰 越乃白鷹